日本の元気は俺たちが取り戻す!ビートたけし命名バンド「ジュリアナの祟り」
|1ヶ月に45回ライブやってるすごいバンドがいるってよ!どんなバンド?いやバンドっていうか…何?誰?それどういう意味?さあ解説いたしましょう。今話題のトランスポップロックバンド、ジュリアナの祟りのはじまりはじまり…
ジュリアナの祟りを知る3つのキーワード
LIVE PERFORMANCE
メンバー:蕪木蓮(かぶらぎれん:ボーカル)、矢島銀太郎(やじまぎんたろう:ベース)、江夏亜祐(えなつあゆ:リーダー、ドラム)ここまではフツーだが、佐川ネル秋吉(さがわねるあききち)・翌檜ダンク冬雪(あすなろだんくふゆゆき)という2人のパフォーマンスが盛り上げ役としてピコピコハンマーを片手に様々な技を見せるというライブ・パフォーマンス。2部構成のパフォーマンスはバンド演奏タイムとトランスタイムに分かれ最後は一体となって盛り上がる!
MUSIC
2019年1月9日に日本コロムビアよりメジャー・シングル「バブリー革命~ばんばんバブル~」発売。
1、バブリー革命 ~ばんばんバブル~
お馴染みの代表曲。一度聞くと耳から離れない、中毒性のあるメロディと、「右、左、お金」と初見でも簡単に真似できる振り付けが特徴的。曲に合わせてジュリ扇をふる客席の盛り上がりは、まさにバブル!しっかり聴くと実は熱い気持ちが込められている歌詞にも注目。
2、リグレット
「手を振って!手を叩け!」と、ノリ方がわかりやすくキャッチーだが、「君」を想う歌詞に合わせてボーカル蕪木が時にしっとりと、時に力強く歌い上げる曲でもある。全員が肩を組んでコーラスを歌う場面があり、大事な節目で歌われることが多い。そのため歌われる度に思いがつぎ足され深みのある曲となっている。
VISUAL
ルックスもそれぞれ個性的! でも全員チャーミングで愛され系なのがポイント
ボーカル・蕪木 蓮 (かぶらぎれん) (https://twitter.com/kaburagiren)
抜群の歌唱力を持つ実力派ボーカリスト。先祖は、“大化の改新”で御馴染み、中臣鎌足。現役の神主。
グッズなどイラスト全てを担当している。
ドラム・江夏亜祐(えなつあゆ) (https://twitter.com/ayuing_tatari)
作詞・作曲・編曲・プロデュース・・・と全てをこなすバンドの要。チャラく見えるが熱い漢。にぎり寿司の考案者【華屋与兵衛】の子孫。そしてマザコン。
ベース・矢島銀太郎(やじまぎんたろう) (https://twitter.com/AyatraGin)
落ち武者(前歯なし)担当。バンドの中ではゆるキャラ的存在、実はギターもベースも弾ける根っからのバンドマンらしい。
パフォーマー・翌桧ダンク冬雪(あすなろだんくふゆゆき)(https://twitter.com/jt_dunk)
パフォーマンス中に”MIX”と呼ばれるかけ声を煽るカンペを持ち客席を盛り上げる。MCでは告知を担当、一見地味に見えるがライブによっては様々なキャラに扮するカメレオン的な魅力をまとっている。
パフォーマー・佐川ネル秋吉(さがわねるあききち)(https://twitter.com/nell_tatari)
最年少で勢いもあり、人懐っこく、ジュリアナの祟りの看板息子的存在。ライブの煽りパフォーマンスはもはや一流。バラエティ動画の製作も担当。
ユーミンとサザンを知っていればすべての種類の音楽を作ることができる、という話
通常、ミュージシャンはどの年代でどの音楽に出会ったとしても、その音楽のルーツ、つまり、ブルースやジャズやソウルやビートルズやピンク・フロイドやディープパープルやDURAN DURANやNIRVANAやありとあらゆる音楽を聴き込んでおり、その音楽に少なからず影響を受けているものだ。ところが、ジュリアナの祟りの楽曲制作者、江夏亜祐は洋楽を知らない。音楽談義をしても洋楽については全く知らず、先日もボーカルの蕪木蓮が元ベイ・シティ・ローラーズのメンバーと共演した際も「サタデー・ナイト」すら知らず驚いた。その辺り私としては腑に落ちない感がずっとあったのだが、先日、ジュリアナの祟りのライブに来場してくださったミュージシャンの西井慶太さんが言った「佳代子さん、江夏さんの素晴らしさは理論的に説明できることなんです。つまり、ユーミンもサザンも、世界中のあらゆる世代の音楽を聴いてきた凄い人たちによる世界中の音楽のエッセンスを詰め込んだ音楽なんです。だから、ユーミンとサザンさえ知っていればこの世の全ての種類の音楽が作れるんです」そうか、目から鱗。この日は私がジュリアナの祟りの音楽を肯定した日となった。
<清水佳代子>
ジュリアナの祟り公式Twitter (https://twitter.com/)
公式サイト (http://tatari.tokyo)