原点に立ち戻ったファンキー加藤 史上最強の応援歌をひっさげて再出発!
|2ndアルバム『Decoration Tracks』から、約1年半ぶりにニューアルバム『今日の詩』をリリースしたファンキー加藤。 グループ時代から様々な窮地に立ってきた彼が歌う応援歌には、どんな想いが込められているのか。インタビューで迫ってみた。
前作から約1年半ぶりのフルアルバムリリース ですが、今作を作るきっかけは何でしたか?
「前作は自分のできることを徹底的に絞りつくし、ファ ンキー加藤の全てを表現できた1枚だったんです。 なので、作り終えてしばらく楽曲は作れないなって 思っていたんですけど、ちょうどそのころに間寛平さんが大阪で開催されている『淀川寛平マラソン』のテーマソングを作ってほしいと記者会見でおっしゃってくださったんです。急な話でしたけど、寛平さんの熱量に応えたくて楽曲を作る決意をしました。制作時には想像以上に色んなアイデアが溢れてきたんで、まだ音楽と向き合えるなと思って。その流れで 次に向けてのスタートラインに立つことにしました」
アルバムを作る上で意識されたことは?
「FUNKY MONKEY BABYS時代から変わらず “キャッチーで聴きやすくて元気がでる音楽” を作りたいなと。 今回もその延長線上を目指して挑みましたね」
アルバムタイトルである『今日の詩』に “詩” という漢字を選んでいるということで、歌詞を大切にされていることが伝わってきます。
「僕の音楽の軸は “言葉” で、楽曲制作の中でも 一番根気詰めて取り掛かるのが作詞なんです。歌う時もメロディを歌うというよりは、言葉を歌って伝えたいなと。『今日の詩』では、みなさんの日常や1日のBGM、主題歌になれたらと。そういう意味合 いを込めてこのタイトルを名づけました」
特に日常の情景が自然に描かれている『失恋の詩』は、とても共感できる曲だと思いました。
「みなさんの脳裏に浮かぶような景色や思い出を考えて、感情移入できる “詩” に表しました。“パンケーキ” とか印象に残る単語を取り入れつつ、普遍的な部 分を持った歌詞にできるようにも意識しましたね。例えば、「『ありがとう、さようなら』なんて全部そんなの綺麗事だよ」っていうフレーズは、どの時代も共通するんじゃないかと」
アルバム最後の『ラストナンバー』はライブ会場で聴きたい応援歌だなと。
「自分の日常を切り取った歌も歌いたくて作った曲なんですけど。ライブ終盤の寂しい場面を和らげられる楽曲にもできたらと思って。歌詞にはファンのみぞ知るマニアックな内容とか個人名を入れて遊んでみました。今年2月の八王子凱旋ライブで初披露したんですけど、みなさんこの曲を温かく受け止めてくれたんで、手ごたえはバッチリですし、また早くライブで歌いたいですね」
3月からは『全日本フリーライブツアー~超原点 回帰~』、10月からはホールツアーも開催されますね。
「フリーライブはソロデビューの時にもやったんですが、この前の凱旋ライブで全国のファンのみなさんが地元八王子に集まってくれたのが嬉しくて。今度は俺が『今日の詩』を持って、みんなの地元に行くよと。だれでも気軽に遊びに来てほしいし、フリーライブを機に、ホールライブにも足を運んでくれると嬉しいですね。この作品を通してたくさんの人たちと、もっと繋がりたいと思っています」
最後にファンのみなさんに一言お願いします。
「ファンキー加藤史上最強の作品になりました。みなさんの1日にハマるBGMや主題歌になると思うので、ぜひ聴いて頂きたいです! ライブも間違いなく 最高にかっこいいものを創るので、全国でまた会いましょう!」
PROFILE
ファンキー加藤|2004年1月地元八王子にてFUNKY MONKEY BABYSを結成。NHK『紅白歌合戦」に4年間連続出演するなど人気絶頂であったが、2013年6月東京ドーム公演を最後に解散。2014年2月シングル『My VOICE』でソロデビューを果たし、同年9月には1stアル バム『ONE』を持ってソロ初ライブ『I LIVE YOU 2014 in 日本武道館』 を開催。俳優として映画『サブイボマスク』で初主演も務めた。2017 年11月、8thシングル『冷めた牛丼をほおばって』をリリース。今年2月に『I LIVE YOU 2018 in HACHIOJI』を開催し、大成功を収めた。
『今日の詩』 NOW ON SALE
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通常盤【CD】 MUCD-1406 ¥3,000 (税別)
Website: www.funkykato.com