the GazettE ライブステージの舞台裏に迫る!
|十五周年記念公演 大日本異端芸者「暴動区 愚鈍の桜」
今年で結成15年めを迎えるthe GazettEが今年3月、国立代々木競技場第一体育館にて15周年記念ライブを行った。今回のライブで彼らが掲げたのが、初期のコンセプトである “大日本異端芸者”。原点に立ち戻ったthe GazettE が、今回のライブにどんな想いを込めていたのか、メンバー戒(Dr.)のコメントとともに、およそ1万3,000人の観客を魅了したステージセットの裏側に迫る。
Member’s Voice
「もっともこだわった演出は、オープニングですね」the GazettE 戒(Dr.)
「今回のLIVEコンセプトが『大日本異端芸者』ということで、和のテイストを強く出す考え方がまず最初にあり、代々木第一体育館全体の作りと見た目をいかに活かすかステージセットを考えて凱旋門にしました。ステージセットとリンクさせるために演出の部分で一番凝ったのは、やはりオープニングですね。
SEのタイミング、レーザー照明の出方、垂れ幕が上がってくるスピード、火を出すタイミング、自分達がせり上がってくるスピード、始まりからファンの高揚感に合わせて作っているので、倉庫を借りて数秒の微調整を何度も入念にやりましたね。会場に来たファンも印象に残ってると思うんですけど、ステージ上ではなく客席で降らせた桜の花びらがすごく印象に残っています。8月19日(土)に行うコニファーフォレストでのLIVEは、野外ライブらしいセットと演出で、来てくれたファンと共に熱い夏の思い出を作りたいと思います!」